様式には守る意味があります

今日は、歌舞伎の講座を受講してきました。
80歳を越した方が講師として登場されましたが、まったくお年を感じさせないし、とても楽しい時間でした。
歌舞伎は様式をたいせつにして連綿と伝えられてきた文化ですが、その様式が最近はきちんと伝えられていないことがたいへん残念だというお話でした。

たしかに武士が座っているときの手の形についても、ぐーの形で膝の上に置いているような時代劇が多く、それが良いとされていますが、
これはまったく意味が違っているということでした。
つまり、武士が普通に座っているときには敵意がないことを示すために掌をぱーにして指をそろえて膝に置くのだそうです。

グーはいつでも刀に手が行くための準備として敵意を現すのだとか。
ちょっとしたことですが、そこに意味があるのが伝統なのです。